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PALLALINK展覧会 『多様な断面 Various Sections』
平成29年1月19日から22日にかけて、PALLALINK展覧会『多様な断面 Various Sections』を、きらめきファクトリーと中央公民館にて開催しました。

PALLALINKは、palla/河原和彦さんを中心としたアーティストユニットです。その作品は、ひとつの写真や映像を素材として、それを折り返したり、何度も重ねたり、幾度もずらすことによって、幻惑的で豊穣な、思いもよらない新しい風景を出現させるものです。今回の展覧会ではそんな平面・映像作品に加えて、オブジェ・ステンドグラス・音響にまで広がった多彩な作品の展示と、ワークショップやライブなどの特別イベントも交えて、様々な作品群がお互いに響きあい、われわれの知りえない世界の「多様な断面」を垣間見せる内容になりました。
なかでも、富田林(寺内町等)で撮影された素材がモチーフとなった新作映像作品がひときわ目を惹きました。固定された背景をバックにコンピューター処理された(同じ映像を時間をずらしながら何度も何度も重ねていく)ダンサーの姿が影のように、この世のものではないかのように舞い踊る様子を捉えたその作品は、能の美的概念を意識して制作されたもので、能の幽玄という概念の本質に迫る糸口に満ちた幻想的な一編です。

また、1月21日に開催されたワークショップでは、カラフルな画用紙を使って、雪のような小さな結晶オブジェづくりにチャレンジしました。市内在住のステンドグラス作家である井上ヒデコさんを講師にお迎えして、小さなお子さんから年配の方まで、さらにはテレビカメラも入って、和気あいあいとしたムードのうちに行われました。
 
さらに、最終日の1月22日には、slonnonさんと東陰地正喜さんによる音と映像のライブ・パフォーマンスが行われ、光きらめく映像と音の粒子のぶつかりが更なる豊かなイメージを生み出し、まさに有終の美、濃密な4日間は幕を閉じられました。

展覧会は半年以上前から準備され、PALLALINKのメンバーにも何度となく富田林市へ足を運んでいただきました。展示されているアート作品と同じく、展覧会も一朝一夕に実現されるわけではありません。小さな物事の積み重ね、多様な断面の集積によって、それらは出来上がっていくのだと今回改めて実感しました。そして、会期がはじまって観覧者が会場に足を踏み入れ、何らかのリアクションを示していただいたとき、そのサークルはようやく完結するのかもしれません。小さな石であっても池に投げ入れれば波紋が広がるように、今回の展覧会を媒介として、新しくて豊かな何かが広がっていくことを願ってやみません。ご参加いただいたアーティスト・関係者の皆様、そしてご来場いただいたすべての方に感謝したいと思います。

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『ヘンてこ顔キューブを作ろう!ワークショップ』
平成28年10月1・8日、富田林市立中央公民館において、アートおどろく公民館vol.15 『ヘンてこ顔キューブを作ろう!ワークショップ』を開催しました。

講師にお迎えしたのは勝村秀樹さんです。勝村さんはアートディレクターとしてたくさんの広告やポスターなどを手掛けておられる一方で、学生時代よりペーパークラフトアーティストとして作家活動を開始され、現在にいたるまで様々な場所・イベントでご活躍されています。

今回のワークショップでは、3次元の事物である、参加者の顔を素材にして、それを2次元の写真に収めたあと、それを元にパソコンで作成したペーパークラフトの型紙を組み立てて3次元の世界に戻すという過程を経て作品を作ります。このように説明するとややこしく感じられるかもしれませんが、できあがってくる作品からは、顔ではあるけれど、顔そのものではないような、違和感や驚き、おもしろみや美しさなどがストレートに感じられます。
ワークショップでは顔キューブの部分だけではなく、お菓子の空き箱を使って、身体などを自由に作る時間も設けました。講師の勝村さんは特にサジェスチョンはせず、参加者の自発性に任せていたのですが、たくさんの顔キューブを重ねてみたり、ハロウィンのお化け風にアレンジしたり、車を作ってキューブを乗せてみたり、お菓子のふたを開けると内臓が出てきたりといった、様々に創意工夫された作品が飛び出してきて、これには勝村さんもびっくりされていました。

ゲームバグやアジアの国々で入手した物珍しいオモチャなど、ちょっとヘンなものに魅かれるという勝村さんは、実際に手を動かして作っていくなかで、これとコレを組み合わせたら、こんなのができるんじゃないかと、ワークショップ終了後も自分で考えて遊べるようになってくれると嬉しいと仰っていました。

参加いただいた方からのアンケートの声を最後にご紹介します。
「人生を楽しまれている先生に教えてもらえて、有意義な時間を過ごせました!」
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『トイレットペーパーのかみさま。』
平成28年8月13日、富田林市立中央公民館において、アートおどろく公民館vol.13 『トイレットペーパーのかみさま。』を開催しました。

講師にお迎えしたのは京都在住の美術作家、中村潤(なかむらめぐ)さんです。中村さんは、家にあるものや、道でひろってきたものなどを組み合わせて、「楽しいものができるかなあ」と考えながら作品を作られているそうで、なかでもトイレットペーパーを編んで様々な形を表現する独自の手法とその作品が有名で、各地の個展やワークショップなどでご活躍されています。
会場のホールには中村さんが制作されたトイレットペーパー作品が並べられ、これがトイレットペーパー!?という驚きの声が会場に入ってきた参加者から漏れました。

ワークショップ開催にあたっては、中村さんから作品の紹介と、鎖編みとこま編みについてのレクチャー(本当に毛糸の編み物のよう!)を受けてから、みんなで制作開始です。

担当者は事前にチャレンジさせてもらったものの、なかなか思うようにいかず、これは結構むずかしいかも?と心配していたのですが、参加者が苦戦していたように思えたのは最初だけで、子どもたちはもちろん、とくにお母さんたちの奮闘によって、どんどん作品を編み上げていきました。
 
上手に完成できた人の周りには他の参加者も集まってきて、親子だけでなく、他の保護者や子どもたちとの関わりが自然と生まれてきました。素敵な帽子を作った女の子は、ワークショップ後にその帽子を被っておばあちゃんの家に行く!と言っていました。

ありふれたものでも使い方を変えることによって、あるいは視点や発想を転換することによって、面白いものが作れるということをみんなで実感することができました。参加者を励まし、サポートしてくれた中村さんに心からの拍手が送られて、最後までほどけることなく、素敵なワークショップが編み上げられました。
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『井上ヒデコ 幾何学ステンドグラスの世界』
平成28年5月19日から22日にかけて、中央公民館×きらめきファクトリー連携事業 『井上ヒデコ 幾何学ステンドグラスの世界』を、とんだばやし観光交流施設 きらめきファクトリーにて開催しました。

井上ヒデコさんは富田林在住のステンドグラス作家です。その作品は、通常のステンドグラス作品ではみられない、幾何学的で鋭角的な造形と、モノトーンに近い抑えた色の使い方が特徴です。今回のイベントは展覧会とワークショップの2本立てで、井上さんの世界に多角的・立体的に迫りました。

特徴的なデザインは、井上さんによると「複雑に重なる線、規則正しく並ぶ線、そういった線の面白さに惹かれ、それらを生かした表現ができるものを考えている」とのことです。展覧会に訪れた人たちからは、触れると壊れそうな儚さと、それとは裏腹に芯の強さを感じさせる造形的な面白さに「美しかった」「かっこいい」という感想が聞かれました。
また、5月21日に開催されたワークショップでは、紙を使っての幾何学工作にチャレンジしました。当日は定員以上の参加者と見学者、さらにはテレビカメラも入って大盛況のうちに行われました。

3枚の画用紙を使って、オブジェのパーツを切り抜くところまでは何とか付いてきていた参加者も、それらを組み合わせる段になると混乱する方も出てこられました。でも、みんな口々に「むずかしい!」とは言いながらも何だか楽しそうです。最終的には井上さんと、ワークショップをお手伝いいただいた美術作家・河原和彦さんの大奮闘もあって、何とか時間内に全員完成することができました。参加いただいた多くの方が図面のコピーをご所望され、自宅でも再チャレンジしたい!と仰っていただけました。

中央公民館にとって、今回のような本格的な展覧会は初めての試みでした。不慣れな部分もあり、井上さんにはいろいろとご迷惑をおかけしたかもしれませんが、搬入から搬出まで、ひとつひとつの手順が新鮮で、驚きと喜びが感じられました。井上さんをはじめ、企画の実現と運営に携わってくれたすべての方に感謝したいと思います。
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『色彩の祭典』 透明回線と一緒に絵を描いてピカピカ光らせよう!
平成28年5月14日に富田林市立中央公民館ホールで開催された「色彩の祭典」の模様です。

テーマは設けず、自由に描いてもらうということで、最初は子どもたちも戸惑い気味で、控え目にキャンバスに色を塗っていましたが、時間が経つにつれてドンドン筆を滑らせるようになりました。透明回線のメンバーと一緒に完成させた後は、プロジェクション・マッピングによって絵をピカピカと光らせてクライマックスを迎えました。

今回は親子対象にしたワークショップということで、キャンバスに描かれたキリンの親子はハートの形に見えるように配置されています。普段はなかなかできないペイントを思い切りすることができて子どもたちは大喜びでした。
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『わーるど・オブ・アストロ温泉』 自動お絵かきロボ「シンドウさん」をつくろう!
平成28年3月27日、富田林市立中央公民館ホールにおいて、アートおどろく公民館vol.10「わーるど・オブ・アストロ温泉」を開催しました。講師にお迎えしたのはアーティストであり、発明家であり、イラストレーターでもあるアストロ温泉さんです。アストロさんは未来の大阪・南カワチにある架空の観光地「アストロ温泉」をテーマにワンダーでデンジャラスな生活の役に立つ(?)作品を制作しています。

今回のイベントでは、アストロ温泉の世界を構成する様々な作品の紹介と、頭が振動する自動お絵かきロボ「シンドウさん」を組み立てて遊ぶワークショップの豪華二本立てです。

まず前半の作品紹介では、アストロ温泉に生息する妖怪モチローを形どった一弦エレキベース「モチベース」や、インターホンのチャイムを押すとアルミパイプが鳴り出す「トレモロンX」といった面白グッズがスライド映像やデモンストレーションを交えながら次々と披露されました。爆笑&失笑(?)の連続でつかみはバッチリ!です。
そして後半はいよいよ「シンドウさん」の制作です。アストロさんの説明を聞きながら、ひとつひとつの手順を踏んで作っていきます。導線の被覆部分をうまく剥けずに苦労する人もいましたが、アストロさんのフォローもあって全員無事に完成! 完成した暁には試運転を兼ねて、みんな一緒に「シンドウさん」を使ってのお絵かきです。頭の振動によってランダムに動くシンドウさんはクルクル回ったり、転んだり、ぶつかったり、頭部が飛んでいったりして子どもも大人も大はしゃぎ! 大盛り上がりのうちにワークショップは終了しました。

「シンドウさん」の材料はどれもホームセンターや100均ショップで手に入るようなものばかりだそうです。誰でも手に入るような物を使って、誰もが想像しなかったようなモノを作る。大笑いしながらも、そんな創作の秘密に少し触れたような気もしました。
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『パラフークであそぼう!そして、フーク(服)をつくろう!』
平成28年2月13日、富田林市立中央公民館ホールにおいて、アートおどろく公民館vol.9として「パラフークであそぼう!そして、フーク(服)をつくろう!」を開催しました。講師にお迎えしたのは京都在住の気鋭の美術作家である東明(ひがしあきら)さん。東さんは、布やビニールなど、身近にあふれている素材を利用し、人と作品との関係が、そのつど新しく形成される作品を制作されています。

パラフークとは、パラシュートと服とを組み合わせた造語で、東さんが制作された作品です。通常の美術作品とは違って、実際に着て、ふくらまして、楽しむことのできる作品です。胸元から空気を入れたり、手をパタパタさせたり、ジャンプしたりすると、みるみるうちにパラフークがふくらんでいきます。夢中になってふくらませたり、パラフークのなかに入ったりして、子どもも大人も大はしゃぎです。途中からは、空中に投げてふくらませる、円錐形のパラシュート作品も加わって、よりカラフルで賑やかな場になっていきました。

後半は、ビニールを使った服作りの工作ワークショップを行いました。ビニールに穴をたくさん開け、腕や頭が出るように工夫する段階で、自身の身体のサイズや機能を意識することをねらいとしています。東さんからの指示は必要最低限にとどめ、参加者の自発性をうながします。最初は少し戸惑った参加者もいらっしゃいましたが、だんだんとコツを掴むうちに、様々な創意工夫がみられるようになり、東さんも驚くようなユニークな服が次々と生み出されました。

パラフークの元々のコンセプトは「大人と子どものセットでないと成立しない」というものです。今回のワークショップで印象的だったのは、子どもたちはもちろん、保護者の方たちも同じように一生懸命になって、楽しんでくれたことです。「親子が一体となって非日常的な体験を楽しむ」という東さんのコンセプトが見事に体現された一日でした。
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想像力と創造力 〜『アケボノゾウを実物大で描いてみよう!』〜
平成27年11月21日、富田林市立中央公民館ホールにおいて、親子ワークショップとして「アケボノゾウを実物大で描いてみよう!」を開催しました。講師にお迎えしたのはマキコムズ。マキコムズは、神戸を中心にユニークで楽しい、驚異的なまでにバラエティ豊かなワークショップを開催されている、マスダマキコさんとカワサキマキさんのおふたりによるアートユニットです。

今回描くことになったアケボノゾウは、約250万年前から100万年前にかけて生息していた古代の象です。そんな昔の象をなぜ描くのかというと、2014年7月に富田林市石川の河川敷でアケボノゾウの足跡化石があらたに発見されたからです。100万年前には富田林に象が歩いていたと想像すると、なんだかワクワクしてきませんか? 今回のワークショップではアカデミックな観点からではなく、アーティスティックなアプローチで、子どもたちと一緒に想像力と創造力を使って、アケボノゾウを実物大で今の富田林に再現するという試みです。

まずは最初にスクリーン紙のうえに子どもの位置を決めて、それぞれが点となって鉛筆をリレーしていくことによって、大きな紙にみんなでアケボノゾウの輪郭を描きます。ゾウの姿が決まった後は、小さな紙にフロッタージュ(凹凸のあるものの上に紙を置き、クレヨンなどの描画材でこするように描くこと)し、大きな紙にたくさん貼っていきます。フロッタージュするときはホールから出て、面白い模様が出るように床や壁や木などを探して、ゾウの肌になる部分をみんなで手分けしてクレヨンで塗っていきます。

縦2.5m、横4mのアケボノゾウの肌を隙間なく埋めていこうとすると、思いのほか時間と手間がかかります。小さな紙が足りなくなって、外でフロッタージュする人と中で貼り付けていく人に分かれて懸命に作業していきます。時間内に完成することができるかどうかハラハラしましたが、最後には子どもたちだけでなく、ママも、パパも、マキコムズも(職員も)みんなが一緒になって作品を完成させることができました。記念写真に写った子どもたちの笑顔には楽しかったという想いとわたしたちが作った!という充実感があふれていました。

マキコムズというユニークなユニット名は、おふたりのお名前がマキコさんとマキさんであること、そして、ワークショップを通してみんなをまきこんでいっちゃおう!という意味が込められています。今日はおふたりの楽しい世界にまきこまれて、みんな大喜びでした。
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たくさんの笑顔と「ありがとう!」 〜 『シンブンの巨人をつくろう!』〜
 平成27年8月23日、富田林市立中央公民館ホールにおいて、夏休みワークショップとして「シンブンの巨人をつくろう!」を開催しました。講師は、大阪在住の立体造形作家である服部正志さん。服部さんは、「ヒト」や「マル」をモチーフにして、様々なマテリアルを用いた作品を発表しています。

今回は大量の新聞紙とカラークラフトテープを使って、ホールの床に大きな「ヒト」を共同制作するというワークショップです。本邦初の試みということもあって、最終的にどのような巨人が出現することになるのかはわれわれにも分かりません。服部さんのファシリテートによって、参加されたこどもひとりひとりに考えてもらいながら、制作をすすめていきます。
まずは最初にロープを使って、巨人の輪郭を描きます。全長約8mの巨人の姿が決まった後は新聞紙を使って思い思いの形(球状、棒状、リングなど)にして、ロープの中を埋めていきます。カラークラフトテープは丸めた新聞紙を巻いたり、色付けしたり、巨人の血管などを表現するのに使います。

服部さんからのサジェスチョンは必要最小限であり、あくまでもこどもたちの自主性、自由なクリエイティビティを尊重します。まるで即興芸術のように、決め事によらず、みんなで一緒に何かを作り上げていく、その過程そのものを楽しむ同時に、思いもよらない作品と感動が生み出される可能性がそこにはあるのかもしれません。

たしかに、どこに辿り着くのか分からないというのは不安でもありますが、パッケージングされたワークショップにはない独特の魅力があります。それは何もないところから何かを作り出していくという創造行為のダイナミズムのようなものに立ち会うことができるからではないでしょうか。そのようにして、こどもたちのたくさんの笑顔と「ありがとう」にあふれた、見たこともないような「シンブンの巨人」が出来上がりました。
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「自分で考え、自分で作る」 〜こどもダンボール・ワークショップ〜 
平成27年8月8日、富田林市立中央公民館ホールにおいて、夏休み特別企画として「こどもダンボール・ワークショップ」を開催しました。 講師には、ダンボールを用いた様々なワークショップや商品などで知られる、矢野紙器株式会社の島津さんをお迎えして、ダンボールを使った自由工作にチャレンジしました。
島津さんが持参されたダンボールで作ったプテラノドンを見て、ワークショップが始まる前からこどもたちは大興奮です。島津さんからダンボールカッターやホットボンド等の道具の説明と作り方のレクチャーをお聞きして、早速工作にとりかかりました。
今回はあえて自由工作という形で開催することになりましたので、何を作ったらいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないかという危惧もありましたが、実際にはそのようなことはほとんどなく、むしろ自分が作りたいものははっきりしているけれど、それをどうしたら具現化できるのかということに頭を悩ませている様子でした。そこは講師の島津さんのアドバイスと親御さんのサポートで一緒に解決していきます。
作品を完成させることはもちろんですが、そこにたどり着くまでの過程にこのワークショップの意図があります。「自分で考え、自分で作る」、こどもたちにとってクリエイティブな一日となりました。
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『パラモデルといっしょにプラレールであそぼう!』
央公民館では、平成21年3月29日に春休みワークショップとして「パラモデルといっしょにプラレールであそぼう!」を開催しました。講師は、プラレールを用いたアートで国内外で高い評価を受けている、パラモデルの林泰彦さん。

コンテナ15箱以上のプラレールが運ばれてきて、林さんからオリエンテーションを受けた後、「宇宙の植物を描く」をテーマに、公民館のホールにプラレールを広げていくことに。2箇所に設置された「植物の種」から、みるみるうちにプラレールがホールいっぱいに広がっていきます。みんなが自由に、思い思いに、いろんな場所で作業をしているのに、それらはすべてどこかでつながっています。そして、いつの間にか大きな「絵」のようなものが生まれていきます。

公民館は人と人をつなぐ場である、とよく言われます。プラレールをつないで、見たこともない新しい風景をつくるパラモデルのアートと、それはどこか共通するものがあるような気がしてなりません。

と通り作業が終わった後は、植物を間引いていくように、プラレールを抜き取って、全体のバランスを考えながら、形を整えていきます。そうして見事に、ホールの床をキャンバスにした「絵画」ができあがりました!続いてお待ちかね!プラレールに電車を走らせて、(ときどき脱線したりもしましたが)みんな大喜びでした。

しかし、ワークショップはここで終わりではありません。みんなで楽しくあそんだ後は、ちゃんとお片付け。広げたプラレールをひとつずつ取り外して、種類ごとにコンテナに直していきます。みんなでやると意外と早く終わりますね。最後には、ワークショップ開始から片付けまでの模様をコマ撮りしていたものを、林さんがアニメーションにして、ホールに植物のようなプラレールが広がって、また閉じられていく様子を、みんなで鑑賞しました。

林さんもおっしゃっていたように、楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。しかし、プラレールと同じように、常に拡張の可能性は残されているのです。参加された方も、そうでない方も、プラレールをつないでいくように、どこまでも終わることなく、創造(=想像)力のレールを広げていってもらいたいと願っています。

(プラレールは(株)タカラトミーの登録商標です)
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笑いと福の種を蒔きます 〜「プロによる落語教室」〜
中央公民館では、08年度春期セミナーとして「プロによる落語教室」を開講しました。講師は、上方落語の世界で活躍中の笑福亭松枝さんと弟子の笑福亭松五さんのおふたり。

NHK
の連続テレビ小説「ちりとてちん」の影響もあり、世間は落語ブームの真っ最中。この講座にも、予想を上回る多くの応募があり、みなさんの関心の高さがうかがわれました。受講生の方々には、落語好きの小学生や、春に定年を迎えて公民館デビューされた男性、介護施設にお勤めのヘルパーさん、保育士さんなど、年齢や性別、受講の動機も異なるバラエティに富んだ面々が揃いました。

教室では、落語の歴史にはじまり、扇子や手ぬぐいを使った演技など、プロの技を存分に見せていただきながら、丁寧に指導いただき、毎回笑い声の絶えない楽しい教室になりました。短い小噺を手始めに、少しずつ技術を身につけていき、やがては、皆さんご存知の「寿限無」、「動物園」、「時うどん」などの古典落語を繰り返し稽古するまでになりました。

10回に及ぶ講座修了が近づくころには、サークル結成の機運が盛り上がり、間髪入れず、落語サークル「富福亭」を結成しました。サークル名の「富福亭」は、富田林に笑いと福の種を蒔いていきたい、という想いから名づけられました。講師には、引き続き松五さんを迎え、さらなる稽古を重ね、ついには秋の公民館まつりにおいて、落語サークル「富福亭」のお披露目公演として、小学生を含む、代表5名が初高座をつとめました。観客のみなさんからは、とても素人とは思えず、楽しく面白かった、といった感想が多く寄せられました。

落語サークルのメンバーは、まだまだ勉強中ではありますが、やる気は満々!です。次なる出番を待ち構えながら、「富福亭」は今日も練習に励んでいます。
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●多文化共生を映像作りから考える : 映画『知らない二人』
「多文化共生を考える映像作り講座」は、とんだばやし国際交流協会が、やさしい日本語で外国人と話してもらうために作った「どないしたん?」という冊子をもとに、「ことばの壁」を越えるコミュニケーションを映像作りを通して考えることを目的として18年度に実施しました。

 春からスタートした講座では、映画監督の金(キム)秀吉(スギル)さんにコーディネーターをお願いしましたが、脚本から、監督・キャスト・カメラ・音響・編集などは、すべて市民の参加者で行いました。

 脚本は、日本在住の外国人の方に、日本人との付き合いの中で戸惑ったことや、どのような時に不便を感じたかなどを取材して、参加者のみなさんで議論を重ねながら、約半年間をかけて完成しました。

 秋にはクランクインとなり、富田林寺内町・富田林駅・初芝富田林高校・そして関西国際空港と、ロケおよび撮影を進めました。

 映画のタイトルは「知らない二人」。交換留学生として来日したスペイン人と、図らずも母の変わりに彼の面倒をみることになった青年の数日間を描いています。富田林寺内町や石川周辺など富田林の魅力もいっぱいです。DVDの無料貸し出しを行っており、ご希望により上映会にも応じます。ぜひ一度ご覧ください。

 今回の講座では「映画を作る」という作業がどんなものであるかという技術的なこともそうですが、本来のテーマである「異文化の人たちと接するとき、どうしたらいいのだろう」ということについてもたくさん学びました。語学力よりも、お互いを認めじっくり話し合うことで通じ合うということ。また、それは対外国人だけでなく、すべての人間関係に繋がることだと、参加者一同実感することができました。

※「知らない二人」の撮影風景は、とんだばやし国際交流協会のホームページにあります。
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●とんだばやし葦船学校
 「とんだばやし葦船学校」は、2007年5月26・27日、喜志の辰池において「NPO法人カムナプロジェクト」の指導のもと開催しました。この企画は「中年探偵団」という『市民の企画で講座を開設する』講座から生まれました。材料の葦は、ほとんどを辰池に生息していたものを同年2月に刈り取り使用しました。
 葦は水辺に生息するイネ科の植物で、水質浄化にも大変効果のある植物です。一本の葦で水約2tが浄化されると言われています。
 葦船作りは、水質環境に役立つだけでなく、葦の束とロープだけで、大人も子どもも協力して、大きな船を作り上げる「物作り」の楽しさ、そして自分たちの造った船に乗って遊ぶという川遊びの面白さを満喫できるなど一石三鳥のすぐれものです。
 当日は、公民館に申し込まれた市民、喜志小学校の「地域子ども教室」の親子、そして中年探偵団のメンバーら、老若男女約60人が参加、2日間で全長5.7m、全幅1.13m、大人4人は乗れる見事な葦船を作り上げることが出来ました。船の名前は、辰池が美具久留御魂神社のすぐ裏手にあることから「美具久留丸」と命名しました。
 27日は辰池において完成した葦船の乗船会も行い、大人から子どもまで、初夏の船遊びを満喫しました。
 現在、「美具久留丸」は中央公民館に保管していますが、希望があれば貸し出しも行ないます。詳しくは中央公民館までお問い合わせ下さい。

▼当日の様子は、動画でもご覧いただけます▼
 カムナとんだばやし葦船学校2007
(動画をご覧になるにはフラッシュプレーヤーが必要です。
必要な方は下のバナーからダウンロードしてください。(無料))ダウンロードはこちらから
美具久留丸(みぐくるまる)が完成!
辰池に浮かぶ葦船
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●笑えて泣ける「のこぎり音楽」講座
 のこぎり音楽とは、西洋のこぎりを弓やマレット(バチ)をつかって演奏する音楽のことです。関西では有名なお笑いネタ「おまえはアホか〜」でご存知の方も多いのではないでしょうか。

 中央公民館では、06年度春期セミナーとして「のこぎり音楽入門」を開講しました。講師は、のこぎり音楽世界大会で2回も優勝しているサキタハヂメさん。
 のこぎり音楽講座に集まってきた受講生は、性別も年齢もバラバラな15人。講座に申し込んだ理由も、小学校の先生は「生徒の前で“ネタ”がしたい」と言い、また「50年ほど前に見た映画のテーマ曲(のこぎり演奏)を弾きたくて、待ち焦がれていた思いが今やっと叶った。」という人も。
 のこぎり演奏はやってみると意外と難しいのですが、受講生たちは毎回楽しく練習に励みました。その光景はNHKにも取材をされ、テレビで生放送されました。

 講座終了後は、受講生有志たちで、世にも珍しいのこぎり楽団「ア・ラ・そう」を結成。06年10月には講座修了生とサキタさんによるライブ「泣き笑いののこぎり音楽会」を開催。時にはこっけいな、時には哀愁を帯びた美しい音色に多くの方が魅了されました。
のこぎり音楽入門講座風景
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●子どもの居場所づくり あかねこ餅
 雨がふれば、水溜りが出きる地道で、木の電柱に鼻輪で繋がれた牛が、尻尾で蝿(はえ)を追い払う、そんな風景も特別ではなかったジブン。牛で田を鋤(す)き、馬鍬(まんが・まんがん)をかき、棕櫚縄(しゅろなわ)で、田を区切り、束(そく)った苗をほうり投げたのを、横一列で腰をかがめて手植えしました。田植えの終わった畦(あぜ)には、大豆と小豆を交互に植え、いい雨と夏の日照りそして秋の豊作を願い、そして無事終わったのを感謝し骨休めを兼ねて餅米と小麦で半夏生(はげっしょ・はんげしょう)についたお餅を『あかねこ餅』と言います。黄な粉をまぶして食べました。

 中央公民館講座「甘味処であかねこ餅をつかまえよう!」でのスタッフと一緒に「昔おばあちゃんに食べさせてもらった味で懐かしい」「初めてのお餅ですがおいしかった」などの受講生の言葉に後押しされ、子どもたちにも経験して欲しくて「子どもの居場所づくり」の一環として、市内の3校(参加者115人)で、つきたての『あかねこ餅』を味わって頂きました。
「赤ねこ餅」市内の小学校にて
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●CAPプログラム−CAPの権利学習が学校に広がっています
 「子供への暴力防止プログラム〜CAP」は、子どもが自分の身を守る際に、従来式の「…してはダメ」という防止法ではなく「…ができるよ」「…もできるね」という、子どもの力を信じて子どもが本来持っている力を引き出すというエンパワメントの思想に裏打ちされたプログラムで、1995年の秋から日本で始まりました。

 ちょうどそのころ「いじめ」問題の学習にとりくんでいた公民館は、全国で最も早く、翌1996年から今日まで、巡回公民館講座として小学校や幼稚園に出かけてCAPを届けてきました。

 1997年には大阪府が補助金制度を設けるなど、CAPは公的にも広く認知されるようになりましたが、富田林の公民館はその先駆といえます。

 富田林でも小学生や幼稚園児が実際に不審な大人から逃げて助かっているという報告があるなど、CAPの有効性が証明されてきています。
CAPの写真
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●ジェンダーエッセイ集の発行 −『めざめる女 つぶやく男』
 妻の下着(もの)
  干す夫(ひと)の背に
     姑(はは)の顔

 これは、「富田林・発:ジェンダーエッセイ集『めざめる女 つぶやく男』」に掲載されている作品です。

 「女のくせに…」「男なんだから…」。こんな、社会的・文化的に形成された性役割や行動様式(ジェンダー)に縛られて息苦しさや差別感を抱きながら生活している人は多いと思われます。

 公民館では、2001年に文部科学省の委嘱事業として、ジェンダーに関するエッセイを募集して本にするという事業にとりくみました。

 北海道から九州まで、全国から三桁を越える応募があり、その中から選ばれた約50の作品が一冊の冊子になったのが冒頭に紹介した「めざめる女 つぶやく男」です。

 冊子は雑誌の特集で紹介されたりして、全国的に大きな反響と評価をいただき、2003年7月には、同じタイトルで一般書店でも入手できる本として出版されました。
ジェンダーエッセイ集『めざめる女 つぶやく男』
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●河内弁辞典『やい、われ』の編集・発行
  「親たちの使っていたことばを残したい」「今残さなければ忘れ去られてしまう」そんな想いから, 1997・1998年の2年間にわたり、「『南河内ことば辞典』を作ろ!」という講座を中央公民館で実施し、2000年秋「南河内ことば辞典 やぃわれ!」が誕生しました。発行以来、新聞・ラジオ・テレビなどで紹介され地元はもとより広く他府県からも問い合わせが寄せられ大きな反響がありました。

 地元出身の方からは「昔なつかしいことばがよみがえってきた」と、他の地域から来られた方には、まさしく「辞典」として活用されるなど大変喜ばれています。 そして、2003年4月加筆、一部改訂した「河内弁大辞典 やぃわれ!」が、一般の書店にも並ぶ本として再度発行(公刊)されました。

 公民館講座から生まれた本(辞典)が、多くの方々に読んでいただき、広くその成果を共有できたことは、この上もない収穫となりました。
河内弁大辞典『やい われ』
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●学校・地域との連携
 公民館では小中学校との連携のもと、さまざまな事業を実施してきました。『市民中学、本日開校』は、大人が中学生になって現役の先生たちの授業を受けてもらおう。『今どきの中学』を理解するよい機会になるのではというねらいの講座で、まず第一中学校で、続いて明治池中学校で学校ぐるみの協力により実施されました。

 受講生からは「先生方が情熱をもって授業されていることが分かり感激しました」という声が、一方、先生からは「久しぶりに足が震えるほど緊張しました。でも高齢者の方が目を輝かせて授業を受けている姿を見て、学ぶことの尊さをこちらが教えてもらいました」という感想を寄せられました。

 また、第三中学校区の小学校に呼びかけた『ジャイアントかぼちゃコンテスト』や『ふれあい体操(障害者のからだほぐし体操)』、金剛地域の4中学校区の地域教育協議会の『公民館まつり』への参加協力など事業が実現しました。
学校・地域との連携の写真
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●鳥人間チャレンジチーム−鳥人間コンテストに出場
 公民館創立40周年記念事業の一環としてスタートした「鳥人間チャレンジチーム」。1993年秋に発足し、1994年の挑戦では惜しくも書類選考で落選。しかし、めげることなく研究を重ね、翌1995年にはみごとに本選出場の切符を手に入れました。

 世代間交流講座としてスタートしてから足かけ3年、鳥人間チャレンジチーム『富田林烏合の衆』の初めての挑戦は、離陸時の引込脚トラブルという思いもよらぬ原因で飛行距離15m74(滑空機部門23機中19位)に終わりました。年齢も職業も違うスタッフが技術と知恵を出し合い、巨大なグライダーを作り、鳥人間コンテストに出場できたことは、それ自体大きな目標を達成できたことだと思います。

 また、実際に関わったスタッフだけでなく、クラブ連絡会の人たちをはじめ様々な人が、Tシャツによる資金集めに協力したり、当日は応援団を結成し、応援ツアーを組むなど、幅広くたくさんの人たちを巻き込み、感動を共有することができました。
鳥人間コンテストにチャレンジ!
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●町のすぐれ者あなたも町のすぐれ者に登録しませんか
 地域にお住まいのいろいろな特技を持っている方々を再発見し、公民館講師などのボランティアとして活躍いただこうと、公民館特技登録制度『町のすぐれ者』を1993年に発足、現在登録者は150人を超えています。さらに発足2年後の1995年からは大阪狭山市でも同制度がスタートし、双方が情報提供をすることにより300人近い指導者のデータベースができあがり、公民館講座をはじめ自治会や子供会・PTA・老人会等の研修、小中学校での体験学習など幅広く活躍されています。また、音楽関係で登録された方は、公民館のライブ2000(毎月実施)などでも、登場されています。

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町のすぐれ者の写真
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●日本語よみかき教室
 「とんだばやし日本語よみかき教室〜ザ 河内 インターナショナル」は1992年5月、中央公民館の小さな部屋で、たった一人のフィリピン女性から出発しました。

 寂しいときもありました。誰も来ないことさえありました。それでも、外国から日本に来て、心細い気持ちでいる人たちが気軽に集い、語れる公的施設は富田林では公民館しかないという思いで部屋を開放し続けました。
 こうして、開設して数年後には部屋に入りきれないほどの人たちが賑やかに集う場となったのです。

 市民団体との連携という面では、夜の部は「地域の国際交流を進める南河内の会(モザイク)」、2002年からは朝の部で「とんだばやし国際交流協会」の協力もいただきながら、ますます賑やかな教室になっています。

 ある時、一人の女性が嬉しいことを言ってくれました。

 「よみかき教室は私の日本の実家です。大好き!」

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日本語よみかき教室の写真
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